県民の信頼を取り戻すために、説明責任を果たすことを求める緊急申し入れ(2019/11/8)

左・加藤英雄県議、中央・みわ由美県議
千葉県知事 森田健作 様
2019年11月8日 日本共産党千葉県議会議員団

 昨日発売された週刊誌で、台風15号による甚大な被害を被っていた最中に「知事が公用車で芝山町の別荘(大邸宅)を訪れていた疑惑が浮上」と報じられた。知事は、昨日の記者会見で「別荘ではなく自宅だ」などと釈明に追われたが、会見での知事の発言をめぐって、県民からは、強い不信、不満の声がわき起こっている。
 この間も、今回の災害発生時における県災害対策本部の立ち上げなど初動体制の遅れについて、県民や議会から知事の責任を厳しく指摘する声があがったばかりである。
災害時に救援活動の陣頭指揮をとり、様々な必要な手立てを講じなければならないはずの知事の対応や行動が適切であったのか、あらためて問われている。
 多くの県民は、強風による住宅損壊、停電、断水など、かつてない被害が広範囲におよんでいたもとで、なぜ、知事が極めて限られた時間を割いて、わざわざ県庁を離れて芝山の「自宅」まで公用車で行き、私用車に乗り換えたのか、「自宅」および周辺市町において住民、自治体への聞き取りもしない、車中から眺めただけの「私的な視察」が必要だったのか、その記録をどうして「頭の中」にだけに残すのか、等々の疑問を抱いている。知事は会見で「問題ない。私の政治スタイルだ」などと強弁しているが、到底、県民の理解、納得を得られるものではない。
 このような事態を放置したままでは、今後の復旧、復興のとりくみ、県政運営そのものに大きな支障をもたらすことは避けられない。
会見で知事は「県民に疑念をもたれないようにしっかりやっていきたい」とも述べている。そうであるならば、被災者をはじめ県民、県職員からの信頼を取り戻すために、事実のすべてを自ら明らかにする説明責任を果たすべきである。
 以上、申し入れる。