台風21号・秋雨前線にともなう豪雨災害等に対する緊急申し入れ(2019/10/28)

千葉県知事 森田健作 様
                        日本共産党千葉県委員会
                        日本共産党千葉県議会議員団

      台風21号・秋雨前線にともなう豪雨災害等に対する緊急申し入れ

 台風15号、19号につづく台風21号・秋雨前線にともなう豪雨災害は甚大です。亡くなられた方に哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。そして、一日も早い復旧・復興のために不眠不休で全力を尽くす、すべての県職員のみなさんに敬意を表します。
 日本共産党千葉県委員会、同千葉県議団は豪雨被害発災直後の10月26、27両日に、千葉市緑区、茂原市、長南町、長柄町の被害状況を調査しました。そのなかで寄せられた声や被害実態および台風被害からの復旧で新たに発生した事態をふまえ、緊急対策を申し入れます。

1.台風21号・秋雨前線にともなう豪雨災害について、台風15号、19号につづく災害として災害救助法を適用して下さい。

2.今回、土砂災害警戒区域外での土砂崩れにより犠牲者がでており、この間の降水により各地の地盤が緩んでいます。警戒区域などの指定にかかわらず、土砂崩れ発生の可能性が高い地域の住民に対する十分な情報提供の体制を緊急に確立して下さい。

3.住宅被害について
“鏗欧稜定にあたっては風害、雨漏り、浸水被害を総合的かつ柔軟に評価して下さい。
館山市や鋸南町などの被災住宅で雨漏りによるカビが発生し、事実上住めなくなっています。屋根等の補修に長期間を要することから、一時的な住宅確保をおこなって下さい。

4.災害ゴミ・ガレキについて
〔亳胸圓蓮家具や畳、冷蔵庫など、災害ごみ・ガレキを自宅前に出しておけば回収する旨を明らかにしています。しかし市の回収能力をこえていることもあり、すでに道路には災害ごみ・ガレキがあふれ、通行や復旧に支障をきたしています。そこで他市や民間業者に対して要請するなど一刻も早く回収できる支援をおこなって下さい。
館山市や南房総市、鋸南町では災害ごみ・ガレキの受け入れを終了していますが、被災住民からは「自宅の修理でこれからもっとごみやガレキが出てくる。受け入れを続けてほしい」との声が寄せられています。一方で自治体職員を集積場に配置する余裕のない自治体もあります。職員派遣、民間事業者の協力などで受け入れ期間が延長できるよう手立てをとって下さい。

5.浸水被害が発生した地域では、汚物などの流出などで不衛生な状況となり、健康被害が懸念されます。すでに茂原市などは消毒作業を行なっていますが、市営住宅・公共施設とその周辺など限られた場所となっています。国と連携し、思い切った人的配置もとり一気に消毒し、感染症などが蔓延しないよう手立てをとって下さい。

6.度重なる災害によって被災者からは「もう住み続けられない」「この暮らしがいつまで続くのか」など悲痛な声が寄せられています。とくに精神的なダメージは深刻であり、心のケアが必要です。千葉県医師会や千葉県保険医協会、千葉県看護協会などの医療団体の協力も得ながら、医師や看護師、保健師を継続して派遣して下さい。健康相談窓口を設置し、女性や子どもが気軽に立ち寄れる場所を確保して下さい。

7.鴨川市では、避難所として指定した施設の雨漏りにより、公民館、小学校の体育館、高校と、避難場所を転々とする事態がおきました。避難所になる施設について緊急点検と対策をおこなう手立てをとって下さい。

                                     以上