県議会答弁における県執行部の真摯で誠実な対応を求める申し入れ(2018/7/6)

千葉県議会議長 小高伸太 様
2018年7月6日  日本共産党千葉県議会議員団

 2018年6月定例千葉県議会において、わが党の代表質問に対する県執行部の答弁は、(別紙にあるように、)多くの質問事項に対して、到底まともに答えているとは言えない事実上の「答弁拒否」が度々見られた。まさに県執行部の劣化、頽廃という他はなく、県議会の形骸化につながりかねない由々しき事態である。
 わが党の質問60項目のうち、いわゆる「一括答弁」は14回32問にもおよび、これは質問の半分を超える。一方、今議会で代表質問をおこなった自民党(質問34項目)、千葉民主の会(質問42項目)、公明党(質問44項目)に対しては「一括答弁」はない。また、県執行部が答弁に要したおおよその時間は、わが党27分であり、自民党は40分、千葉民主の会39分、公明党43分であった。
 あらためて指摘するまでもなく、「二元代表制」のもとで、首長(執行機関)と議会は、それぞれの権限と役割を持ち、相互に抑制と均衡(チェック・アンド・バランス)の関係を保ちつつ、全体として住民から選ばれた地方自治機関としての役割を果たすというのが憲法および地方自治法によって規定された地方自治制度である。地方議会には、|楼莉嗣韻琉媚廚鯊緝修垢覽’宗↓⊆治立法権にもとづき、条例の制定、予算の議決をはじめ自治体行政の基本を決める機能、9埓執行機関を監視し、公正で民主的、効率的な行政が行われるように批判・監視する機能を有している。これらの基本的機能を果たすために不可欠なのが議会における質疑である。
 県執行部が今議会のような答弁を繰り返していたのでは、議会質疑そのものが成り立たないのはもちろんのこと、県民から負託された議員・議会の責務を果たすことが妨げられてしまう。県執行部は、質問者(議員)との間で、たとえ県政運営の基本方向や諸施策、政治的立場などで違いがあったとしても、議会における質問に対しては、真摯に誠実に答弁すべきである。そうした議論を積み重ねてこそ、県執行部も、議員も県民からの負託に応えることができると考える。
 よって、県執行部が議会答弁に対する姿勢を抜本的に改めるよう、貴殿にご尽力いただきたく、申し入れるものである。