2016年度千葉県予算編成にあたっての要望書◆2015/11/19)


3.ブラック企業を根絶し、若者が人間らしく働ける社会を
 若者や労働者を違法な働かせ方で酷使し、モノのように使い捨てる「ブラック企業」を根絶するとともに、人間らしく働けるルールの確立が重要である。県民の雇用と生活を守るために、県としてのとりくみが求められている。

 崟験競魯吋鵝廖崟擬勸ゼロ」社会に道を開く労働者派遣法改悪の撤回を求め、「残業代ゼロ」「過労死促進」に拍車をかける「成果賃金」導入に反対すること。
違法行為へのペナルティ強化と長時間労働の規制、違法性が疑われる離職率が高い企業や、時間外労働・不払い残業などの法令違反で摘発された企業の公表、調査や指導を強化するよう国に求めること。
若者への労基法など労働者の基本的権利と雇用のルールの周知に努めること。
ぅ献腑屮フェの増設、充実を進め、若者の就職活動を支援すること。
ジ自身が不安定雇用を増やしていることを改め、必要な職員は正規職員とすること。とりわけ、教員や医師・看護師などは正規雇用で増やすこと。
Ω職員の過労死ラインを上回る長時間過密労働や常態化している休日出勤を抜本的に改善すること。残業実態に見合う手当をきちんと支給し、違法状態を直ちに解消すること。
大企業に対して、従業員は正社員として雇用することや、いわゆる「解雇4要件」を無視した一方的な解雇を行わないなど、雇用における社会的責任を果たすよう強く申し入れること。
┷把稍其發梁臧な引き上げを関係者に働きかけること。
青年、失業者などを雇用した中小企業への就職奨励助成金制度を創設すること。

4.自然エネルギーを活用した地域経済振興、中小企業支援、農林水産業再生を
 地域の雇用や経済を支えている地場産業の育成は、県政の重要課題の一つである。この間、「原発ゼロ」「再稼働やめよ」の世論がひろがり、再生可能な自然エネルギーの普及と結んだ地域振興のとりくみが各地ですすみつつある。この流れを県の全面的支援で大きく発展させることが必要である。

(1)原発ゼロ、再生可能な自然エネルギーの普及
\府の責任で電力会社による再生可能エネルギーで発電した電力の買取拒否をやめさせるよう国に働きかけること。
⊇斬陲悗梁斥杆パネル設置補助金を引き上げ、設置者本人への直接交付となるよう制度を改善すること。
8的施設への太陽光パネル設置を推進すること。
ご嵌穏燹被害木など木質バイオマスエネルギーを活用したボイラー、ストーブの普及の促進や、小水力、風力エネルギーの利活用をはかること。
ゼ然エネルギー普及を総合的に推進する担当部署を設置すること。
Ω業の即時ゼロ、再稼働中止を国に強く求めること。

(2)大企業呼び込み方式を転換し「カジノ」建設をやめ、地元の中小企業支援に本腰を
‖膣覿箸悗領地補助金を廃止し、中小企業振興条例を実効あるものにすること。
⊆匆馼紀の乱れを招き、まともな観光産業とは言えない「カジノ」建設は止めること。
「小規模企業振興基本法」および「同基本計画」の具体化をすすめ、小規模企業の維持発展に力を入れること。
じが発注する公共工事にたずさわる労働者が低賃金のもとにおかれている現状をあらためるため、公契約条例を制定すること。
ッ聾偽伴圓了纏を確保する住宅リフォーム助成制度を創設すること。
ν算颪粒判次⊃用保証制度の改善など、中小・零細企業の経営を支えること。
大型店の無秩序な出退店を規制し、商店街支援予算を大幅に増額すること。

(3)県内農林水産業の再生
仝独自の価格保障、所得補償を実施し、農林水産業の後継者育成をはかること。
∧堂疎臻粛邏杁淆从を国に求めること。
G清閥同組合や農業委員会制度の解体、営利企業の農地所有解禁の撤回を国に申し入れること。
は卦牴修靴診喊縅改修などインフラ整備を農家の負担増なしにすすめること。
ィ贈咤邸糞躋ぬ幣脳症)対策、口蹄疫、鳥インフルエンザなどの各種感染症の監視体制を強めること。
α換駟振僂魏鴫鵑訐虱娶の食料自給率引き上げに努めること。
農作物への有害鳥獣被害対策を強化すること。

5.安心・安全、豊かな自然の千葉県を
 近年、地球温暖化の影響と指摘されている異常気象が続いており、震災、台風・豪雨、河川洪水、土砂崩壊、竜巻など自然災害から県民の命と安全、財産を守る対策が強く求められている。
(1)安心・安全、住みよい街づくり
1)石油コンビナートの防災対策
\侈コンビナートのタンクの耐震化、津波と液状化への対策、周辺住民への安全対策や避難訓練などをすすめること。
▲灰鵐咼福璽抜覿箸頬漂丗从の進捗状況を定期的に明らかにさせ、住民に公表すること。

2)耐震化促進、水害対策、必要な消防力の整備
々座任船如璽慎響問題から教訓を引き出し、建築確認検査の民間任せなどを抜本的に改  め、建物の中立・公正な検査体制確立と安全確保をはかること。
戸建住宅やマンションの耐震診断、耐震工事への県の助成を新設・拡充すること。
J欅藹蝓⇒鎮娜燹学校、医療・福祉施設などの耐震化を早急に完了すること。
ず匈音の「避難指示、勧告」の伝達方法、避難場所の設定や避難方法、要配慮者のいる世帯への対応を改善すること。
ヅ垰垈論遒篆緻腓硫修・整備を早急に実施し、浸水被害のあった住民に対して、住宅改修への補助、税等の減免など生活と生業への再建支援を行うこと。
Ω内の「急傾斜地崩壊危険箇所」と、これ以外の危険個所の総点検と安全対策、現在の指定区域の見直し、安全対策に対する県の補助を拡充すること。
Ч颪寮鞍指針を下回る消防ポンプ車、はしご車、化学消防車、救助工作車、救急車の整備をすすめるとともに、国指針の7割しかいない消防職員増員を県として支援すること。
┥男秒聴の処遇改善、日常の団運営の民主化に引き続き努力すること。

(2)豊かな自然を守る
(射性廃棄物(指定廃棄物)の一時保管、最終処分場建設は、東電と国の責任で解決することを基本にしつつ、安全第一、情報公開、住民合意を大原則としてとりくむこと。

∋唆版儡物処分場、汚染土壌処分場、残土処分場の設置は、立地規制を強化し、地元住民の合意を大原則にすること。そのための条例制定・改正を行うこと。
住民ぐるみの猛反対している鋸南町の汚染土壌処理施設を不許可にすること。
ざ疥拿嗣韻陵解や環境保全協定締結を明記した「汚染土壌処理業に関する条例」または「指導要綱」を早期に制定・策定すること。
セ津攴菠場などの建設において、その用地確保などの過程で、犯罪行為や反社会的行為が明らかになった業者への許可は行わないこと。
三番瀬の自然環境を保全し、「再生」の名による埋め立てや、三番瀬保全と明らかに両立しない第二湾岸道路の建設は中止すること。
Щ鞍崟イ離薀爛機璽訃鯡鹽佻燭冒肝呂鬚弔すこと。
┣梗叱果ガス排出量が全国一多い県として、条例を制定し、排出を積極的に進めること。
温室効果ガス排出削減の積極的な目標を政府に求めるとともに、県内事業所に対しても  排出削減対策を働きかけること。
ハクビシンなど有害鳥獣による住宅被害に対する県の取り組みを拡充すること。

6.真の男女平等、女性の地位向上、仕事と家庭生活の両立を
 日本の男女平等の遅れは国連からもくりかえし指摘されている。我が国の女性がおかれている地位は男性と比べて大きな格差と差別があり、とりわけ非正規雇用を含めた女性の賃金が男性の半分という賃金格差の広がりは深刻である。国政でも県政でも国連女性差別撤廃条約にもとづく実効ある施策の実施が重要である。

/燭涼暴平等と女性の地位向上、女性の社会進出を保障するため、実効ある「男女平等条例」を早期に制定すること。
◆崟虱娶男女共同参画計画」(第4次)は男女平等の基本理念を明確にしたものに改める  こと。
D其癲昇進など雇用における、あらゆる男女差別の解消に努力すること。
せ纏と子育てが両立できるよう、育児休暇の拡充、保育所と学童保育の整備など社会的条件を整えること。
ッ羮・零細業者における家族の「自家労賃」を経費として認めない所得税法第56条は  廃止するよう国に求めること。
Γ庁屐淵疋瓮好謄ック・バイオレンス)被害者の保護・自立支援、パワーハラスメント  対策などを強化すること。

7.不要不急の巨大公共事業を見直し、住みよい街づくりを
 公共事業の流れを巨大開発優先から生活密着型へ転換してこそ、県民の暮らし、福祉の願いに応えることができる。大型開発は、県民参加の再検討の場をつくり、住民合意による凍結・中止を含めた抜本的な見直しが求められている。

〕水上も治水上も必要のない八ッ場ダム本体の建設を中止し、すべての情報公開と地元住民への謝罪、住民合意の生活再建、地域経済振興を具体化するよう国に求めること。
過大な見積もり、見通しのない「つくばエクスプレス沿線開発」「木更津金田西区画整理事業」を抜本的に見直すこと。また「千葉ニュータウン」の事業収束にあたって、新たな県民負担が生じないようにすること。新たな工業団地の造成は行わないこと。
7央道、東京外環道、北千葉道路などの巨大道路建設や大型港湾建設など大型開発計画を抜本的に見直すこと。
で砲燭鵑靴拭屬ずさアカデミアパーク構想」を抜本的に見直し、県負担の軽減に努める  こと。
ジ道の歩道整備や信号機の設置などを進めること。
λ漂劼鬚呂犬畧験萋始整備や県営住宅の増設・修繕などを促進すること。
老朽化している橋梁やトンネルなどの状況を把握し、その改修を計画的かつ着実に推進すること。
北総線、東葉高速線、千原線の高すぎる運賃引き下げを運営会社に求めること。

8.地方自治を守り、大企業の利益への奉仕から「県民が主人公」の開かれた県政へ
 千葉県の県政運営は、県内財界(県経済協議会)の要望に沿った不要不急の大型公共事業や企業優遇など呼応し、「地域間競争を勝ち抜く」「企業に選ばれる自治体」など企業誘致競争に勝つことを県づくりの基本にすえている。このような発想の根本的な転換が求められている。

 崟虱娶総合計画」(新 輝け!ちば元気プラン)は抜本的に見直すこと。
◆峭埓改革計画」「財政健全化計画」を撤回し、全面的に検討しなおすこと。
9業県といわれる全国8都府県で導入し、千葉県でも122億円(2014年度見込み)の新たな税収が見込める法人事業税超過課税を早急に実施すること。
ぢ針参修砲茲觀鮃被害をもたらし、住民サービスの後退につながる県職員のこれ以上の削減をやめること。
ジ行政に関わる情報は積極的に開示し、公文書公開条例の恣意的運用による情報の隠ぺいは決して行わないこと。

9.憲法9条を守り、生かした平和の千葉県を
 平和、民主主義、人権を謳う憲法を改悪する危険な動きに反対し、県政の隅々に憲法を生かすことがますます重要となっている。

(童胸厠篭母ロナルド・レーガンの横須賀母港撤回を求めること。
国民の目・耳・口を封じる「秘密保護法」撤廃を国に申し入れること。
L国神社は過去の日本の侵略戦争美化を目的とする特殊な施設であり、同神社への政治  家の参拝は、自らをその立場に置くことになる。靖国神社参拝しないこと。
て本が犯した過去の侵略戦争の歴史や被爆の実相を後世に伝える活動を奨励すること。ジ内の「戦争遺跡」の調査、資料化、保全を県として行うこと。
習志野基地のパトリオットミサイル(PAC3)撤去と、同演習場での第一空挺団のパ  ラシュート降下訓練の中止を国に求めること。
Р質躊霖呂簗攅皇鉄霖呂覆票衛隊機による騒音被害の解消の対策を講じること。
法定受託事務である「自衛官募集」関する県の業務は最小限に留めるとともに、小・中  学生などの職場体験から自衛隊を除くこと。
被爆者と被爆二世、三世の健康を守るために、県独自の支援策を拡充すること。
以上