牛肉の放射性セシウム汚染への緊急対策を求める申し入れ(2011/07/21)

千葉県知事 森田 健作 様
    2011年7月21日 日本共産党千葉県委員会/日本共産党千葉県議会議員団

 東京電力福島第一原発の事故により、放射性セシウムで汚染された稲わらを給餌された肉牛が全国各地に出荷され、消費者の不安が高まり、生産者への影響も広がっています。
 政府は今月19日、稲わらの点検を全都道府県に要請するとともに、福島県知事に対して、同県産牛の出荷停止を指示しましたが、すでに全国各地に出荷され、販売・消費されたものもあるなど、事態は極めて深刻です。
 千葉県内でも、問題の稲わらを給餌され、汚染した可能性がある肉牛が1133頭にのぼり、このうち、すでに226頭は出荷されています。
放射性物質の飛散の見通しや、飼料・稲わらの手配・管理などの対策を徹底しなかった政府の責任は誠に重大であり、酪農家の責任では絶対にありません。今後、被害がさらに広がることが危ぐされているもとで、消費者である県民の命と健康、食の安全を守り、全国第4位の千葉県の酪農家の経営と暮らしを支えるための千葉県の責務は大きいものがあります。そこで、千葉県に対して以下の点について申し入れるものです。

                  記
1、肉牛の内部被ばくについての徹底した全頭検査を行ない、その結果を公表すること。そのために政府に対して必要な検査体制の早期確立を求めること。

2、出荷不可能となった畜産農家、風評被害への全面的な賠償を、東電の責任で行なうよう、政府に要請すること。

3、被害をこれ以上拡大しないため、安全な飼料の確保に努めるとともに、稲わらの屋内保管など被害を最小限に抑える対処策を農家に周知徹底すること。

4、県民の不安に応えるため、相談窓口を設けるとともに、汚染牛肉を消費した希望者の健康診断を県の責任で実施すること。
                                   以上