放射能汚染への住民の不安に応える緊急申し入れ(2011/5/16)

千葉県知事 森田健作 様
2011年5月16日
日本共産党千葉県議会議員団

 福島第1原子力発電所の事故による放射能漏れは、新たに、1号機圧力容器の破損や核燃料棒の溶融が確認されるなど、予断を許さない事態が続いています。
 放射能汚染の被害は千葉県内にも広範囲に及び、柏市、流山市、松戸市などでは、依然として高い放射線量が測定されており、県民の不安は広がるばかりです。
 とりわけ、放射能の影響を受けやすいとされている小さい子どもを抱える家庭では、子どもを県外に一時避難させたという事例もあり、私どもにもたくさんの不安の声が寄せられています。同時に、農水産物の風評被害も重大です。
 政府の対応が後手後手に回り、しかも適切、正確な情報提供の欠如が住民の不安をますますかきたてている現状を一刻も早く改善する必要があります。
 そこで、住民の命と安全をまもる自治体の責務を果たし、県民の不安に応えるために、県として緊急に以下の手立てをとるよう求めるものです。


1、県内の小中学校、保育所、幼稚園など、子どもたちの生活の場になっている施設の放射線量の測定を継続的に行い、逐次、結果を公表すること。
給食の食材や水道水などの調査も行うこと。
2、放射線量の高い校庭や園庭については、表土を除去し、土壌の除染をはかること。
3、屋外活動の制限など高い放射線量が確認された場合の対応について、県としてマニュアルを作成し徹底すること。
4、県内のすべての浄水場に測定器を設置して、放射線量の測定を継続的に行えるようにすること。
5、水道水の汚染に備えて、ペットボトルを確保したり、防災井戸が使えるようにすることなどを徹底すること。
6、放射能汚染の状況に即した農畜産物、水産物の検査と結果公表、食の安全の確保をはかること。その際、生産者への風評被害を含む補償に万全を期すこと。
7、以上の措置にかかる費用については、東京電力や政府に補償を求めること。

以上