千葉県議会「拉致問題議員連盟」 抗議と退会の意思表明(06/06/05)

「千葉県議会拉致問題早期解決の支援に関する議員連盟」会長がとった連盟規約にもとる行動に対して、我々は責任を負うことはできない
            ―――抗議と退会の意思表明―――

千葉県議会拉致問題早期解決の支援に関する議員連盟
会長 本清秀雄様

                         2006年6月5日
                          日本共産党千葉県議会議員団


 「千葉県議会拉致問題早期解決の支援に関する議員連盟」の発足にあたり、日本共産党県議団は、この課題の重要性ならびに早期解決を願う県民世論の切実さをふまえ、4名の党議員全員がこれに参加して、議会内外の世論喚起につとめてきたところです。
 本連盟が規約第7条で、出席会員全員の意見の一致を会議における議事決定の基本ルールに定めたことは、超党派組織の性格をふまえた民主的な連盟運営の保障であり、同時にこのことが、国際的な性格をもつこの課題を地方議会レベルであつかう際の逸脱や行き過ぎを抑止する担保ともなるものでした。
 ところが去る4月18日、貴職は、神奈川・新潟・埼玉3県の「議員の会」等が呼びかけた「拉致問題地方議会全国協議会(仮称)」設立会議に、「千葉県議会拉致問題早期解決の支援に関する議員連盟」会長として、会員に何ら諮ることなく参加したうえ、北朝鮮への経済制裁などを政府に求める決議の採択に、独断で加わりました。この決議が、6カ国協議など国際レベルでこれまで積み重ねられてきた地道な努力にも、日朝平壌宣言の精神にも明らかに反するものであることは、言うまでもありません。
 これは、会長みずからが会運営の大原則を踏み外したばかりか、拉致問題の早期解決という本連盟の目的達成にむしろ障害をもちこむ決議の採択に加担したものと言わざるを得ず、二重にその責任を問われるべきものと考えます。
 日本共産党県議団はこうした貴職の逸脱した行動に対して厳しく抗議するとともに、かかる規約無視の運営が行われた以上、今後、本連盟会員としての責任をとうてい負いかねるとの判断のもとに、ここに連盟からの退会を表明するものです。
                                     以上