王子コーンスターチ(株)による環境データの改ざん・虚偽報告問題で申し入れ(05/08/10)

環境データ改ざん事件の続発は、県の環境行政への信頼を失墜させるものである
----抜本的な防止策を重ねて要求する(申入れ)----

千葉県知事 堂本暁子様
                       2005年8月11日
                         日本共産党千葉県議会議員団


 8月5日付をもって公表された王子コーンスターチ(株)による環境データの改ざん・虚偽報告事件は、かかる不正行為が公害防止協定締結企業のあいだに広くはびこっていることを示す由々しい事件である。
 先のJFEスチール(株)のデータ改ざん事件の際にわが党は、こうした不正を防止するための抜本的な対策が急務であり、その大前提として、県自身が、「企業の善意」にたよる従来の姿勢を改めて、監督官庁としての毅然たる姿勢を確立することが不可欠であることをつよく主張したところである。
 ところが県は、わが党がこうした対策の一環として提案した、住民参加の公害防止協議会の設置にたいして、これに背を向け続け、公害防止協定が「紳士協定」であることを理由に、あくまでも「企業の善意」を期待する姿勢に今なお終始している。これでは県の環境行政は県民の信頼を失うばかりである。
 相次ぐ不正行為の発覚は、企業モラルの著しい破壊を示すものであり、その企業の「善意」だけに依拠した公害防止行政はもはや成り立たないことを物語っている。
わが党は改めて県にたいし、公害を規制し監視する行政機関にふさわしい断固たる姿勢を企業にたいして確立することを要求するとともに、実効ある公害防止行政の推進に不可欠な住民参加、住民監視の保障のために、公害防止協議会の設置をつよく主張するものである。
                                  以上