収用委員会再建問題で日本共産党県議団が声明(04/12/01)

収用委員会の再建問題は広く県民的な議論のもとに検討されるべきである
――拙速な人事案件議案提出の見送りを要求する(声明)――

                     2004年12月1日
                         日本共産党千葉県議会議員団


 一、千葉県収用委員会の再建方針が明らかにされて以来、県庁および県議会周辺はものものしい警備体制がしかれ、県民の近寄りがたいものとなっている。これは異常きわまる状況と言わなければならない。

 一、知事はこの人事案件の提出にあたり、議会を秘密会にするという異例な形での審議・採決を要望した。これ自体が異常なものであるが、このようにして再建された収用委員会のその後の運営も異例の形をとらざるを得ないことは、言うまでもない。たとえば、法第62条で公開が原則となっている審理さえも、秘密会で運営する方向が示されている。これもまた異常な運営と言わざるを得ず、これでは、裁決の資料として、また証拠の保存のためにも、作成し閲覧に供すべきとされている議事録が、きわめてあいまい、かつ不透明なものになる恐れも否定できない。

 一、さらに7人の委員候補の氏名がぎりぎりまで明らかにされず、法第52条に規定されている2人以上の予備委員については、空席のままである。

 一、異常に異常を重ねてまで、なぜいま拙速に収用委員会の再建を急がなければならないのか、県民が納得しうる合理的な説明は、まったくなされていない。このような不正常な形での議会審議は、千葉県議会の将来に禍根を残すものである。収用委員会の再建問題は、県民だれもが納得の行く開かれた議論とプロセスを経て、尋常な形で行われるべきである。

 一、よって今回の人事案件提出は見送り、広く県民的な議論のなかで今後のあり方を検討するよう、つよく要望する。

                                     以上