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 【2018年9月県議会】日本共産党 丸山慎一議員代表質問への答弁、2回目の質問・答弁、3回目の質問◆2018/09/25)

◯丸山慎一君 再質問させていただきます。
 まず最初に、特別養護老人ホームのことですが、さっき、知事がおっしゃったのは、まるで待機者なども勘案しながら計画を立てているように言いましたけれども、例えば、国が示している利用見込み人数の計算式には、待機者数という要素は全く入ってないんですよ。御存じでしたか。私たち市町村にも聞いてみました。どうやって利用待ち人数を出しているのかと、利用見込み人数を出しているのかと。実際に待機者数を勘案しているところもありました。しかし、前回200人だったから、今回300人にしようとか、国の計算式そのもの、つまり待機者数を勘案していない計算式そのもの、これで出しているところもありました。もし待機者数が前提になるべきだとお考えだったら、市町村にきちんとそのことを伝えるべきじゃないですか。ぜひお答えいただきたいと思います。
 介護職員の確保についてですが、恒久的な措置を国に要望しているなどと言いましたが、千葉県はこんなのんきなことを言っている場合じゃないんですよ。千葉県の状況というのは、都道府県の中でも最高に一番深刻です。厚生労働省がことしの6月に公表した推計では、2025年度末の介護職員の必要数、これは全国ですが245万人、充足率は86.2%となっています。34万人足りなくなると言っているんですね。これに千葉県を当てはめると、千葉県の2025年度末の充足率は74.1%なんですよ。これは全国最低なんです。都道府県の中で一番足りなくなるんですよ。2025年には、2万8,000人も不足するんですよ。そんな国に要望しているなんていうふうに言っている場合じゃないんです。だから、千葉県として独自に考えてほしいというふうに言ったわけですから、ぜひこの深刻さをどう捉えているのかお答えいただきたい。改めて、県として検討すべきではないですか、お答えいただきたいと思います。
 憲法ですが、さまざまな意見があるとか、国会でやるべきだとか、これは全く人ごとですが、憲法というのは日本の国の形をつくっているものです。誰にだって大きな影響のあるものなんですよ。主権者、国民がこの国をどうしようかということが憲法にあらわれているわけですから、しかも、知事が担っている地方自治、これは憲法で保障されているんですよ。その憲法が変えられようというのに、知事がそれは国にお任せだなんて、そんなのでいいと思っているんですか。もっと知事として、県民の代表として、しっかりと国にも声を上げていっていただきたい。今、安倍総理は、もしかしたら来年の夏ぐらいまでに国民投票をやっちゃおうなんてそんな勢いなんですから、こんな性急なことが許されるんですかというのが私の質問ですから、はっきりと答えていただきたいと思います。
 武器見本市についてですが、設置目的に反するとは言いがたいと言いましたが、私、1問でお伝えしたように設置目的に明確に反します。しかも、問題なのは、武器というのは人の命を奪うもの、人を傷つけるものだということなんですよ。しかも、そういう人の命を奪うものを拡散していく、これが見本市ですよね。そういうことに千葉県が手をかすことになる。ここに最大の問題があるんですよ。しかも、来年、第1問では6月のことを言いました。しかし、その後、調べたら11月にも3日間、イギリスの企業と日本の企業による武器見本市が開かれることが明らかになりました。千葉県が気前よくメッセを提供するから、死の商人が続々と押しかけてきている、そんな気がします。
 改めて伺いますが、武器は人を傷つけ殺すためのものなんだと、そういう認識がありますか、お答えいただきたいと思います。
 オスプレイについてですが、これもまた同じ答弁を繰り返して、決定した事実はないなどと言っていますが、私が伺ったのは決定しているかどうかじゃなくて、調整中という報道に根拠があると思っているのか、信憑性があると思っているのか、それが質問ですからはっきりと答えていただきたいと思います。地元の木更津市の渡辺芳邦市長は、8月の佐賀県知事と防衛省の合意を受けて、なぜ木更津なのか国ははっきり説明してほしい、こう言っているんですよ。それに対して知事は何ですか、うわさとまで言って火消しに回っています。全く木更津市の渡辺市長と姿勢が違います。県民は不安を感じているんですよ。木更津に来る、調整中だと報道がされているんですよ。この県民の不安に対して全く根拠がないとでもいうんでしょうか、これについてお答えいただきたいと思います。
 安全性についてですが、防衛省は安全を確保しているなどとおっしゃいましたけど、私が聞いているのはそういうことではなくて、知事自身が、千葉県自身が安全だと認識しているんですかということなんですよ。たった10カ月で3回も墜落しているんですよ。こんな飛行機がほかにありますか。そういう軍用機、そういう輸送機が木更津に配備されようとしている。もしかしたら千葉県上空を飛ぶかもしれない。そんな状況になろうとしているんですよ。そのときに、千葉県として安全が保障できないでどうするんですか。安全が保障されるかどうか、千葉県として、そういう認識が答えられないでどうするんですか。はっきりと千葉県としての認識をお答えいただきたいと思います。
 石炭火力についてですが、これも国の施策だとか、経済環境だとか、全く条件が整ったらみたいな話をしましたけど、とんでもない話なんですよ。石炭火力というものは地球温暖化を進めるんです。地球温暖化というのは、もう待ったなしなんですよ。これは千葉県の環境基本計画にも書いてあるじゃないですか。人類の生存がかかっているんです。そういう重大課題だという認識は本当にあるんでしょうか。人類の未来がかかっているという認識があるのかどうか、それをはっきりとお答えいただきたいと思います。大事な認識ですから、知事にお答えをいただきたい。ぜひ御答弁ください。
 それからエアコンですが、エアコンについてスケジュールは言えないと教育長はおっしゃいました。しかし、エアコンを設置しようと思ったら長い休みしかできないんですよね。もう今から見ると、来年の夏に間に合わせようと思ったら、冬休みと春休みにしか工事はできません。でも、今議会、補正予算は出ていませんから冬休みの工事は間に合わないんですよ。来年の夏までに20校にエアコンを設置しようと思ったら、来年の春休みに工事するしかないんですよね。来年の春に工事しようと思ったら当初予算では間に合いません。12月の県議会に補正予算を出さなかったら工事はできないんです。夏には間に合いません。12月県議会に補正予算を出す、そういうおつもりはあるのか、ぜひお伺いしたいと思います。
 職員室のエアコンについてですが、ペースを上げて進める、こうおっしゃいました。教室には、子供たちの命にもかかわるからエアコンをつける方向で検討が始まりました。しかし、職員室はいいんですか、先生方の命にはかかわらないんでしょうか。ことしの夏、県教委の調査でも、松戸南高校の職員室は34.7度でした。千葉北や柏中央では35度、何と流山北高校は何度だと思います、39.4度なんですよ。とてつもない、こんなところで先生方に我慢しろとおっしゃるんですか。ぜひ、こういう実態についてどう認識しているのか、お答えいただきたいと思います。
 最後に、障害者雇用率の問題ですが、誤って解釈をした結果だと、こうおっしゃいましたが、とんでもないです。教育委員会が20時間未満しか働いていない方々を算入していたわけですが、これは国からちゃんと通知が来ています。誤解のしようのないはっきりした文言で、国の通知やガイドラインに書かれています。もしそれでも誤ったんだとしたら、よく読んでいないということであって、教育委員会として問題です。もし、これを知っていて入れたとしたなら、これは犯罪行為にも等しいわけで絶対に許されません。どっちなんですか、お答えいただきたいと思います。

◯説明者(横山正博君) 私から、特養の整備目標と介護職員の確保についての御質問にお答えさせていただきます。
 まず特養の整備目標に関してでございますが、市町村においては、地域包括ケア体制の構築に向けまして、それぞれその地域の実情に応じて、待機者の状況も含め、計画期間中の利用量見込みを推計し、さまざまな介護サービスを計画に位置づけて整備を促進しているところでございます。特養の整備目標につきましては、こうした介護サービス全体の提供体制を検討する中で、市町村において必要量を見込んでいるものと考えております。
 次に、介護職員の確保についての御質問でございますが、介護職員の確保については、県といたしましても非常に重要な問題だと認識してございます。このため、市町村、事業者、関係者と、一層連携しながら、介護分野への新規就業や離職者の再就業の促進、さらに、介護職員のキャリアアップ支援など、総合的な人材確保の取り組みを進めてまいります。なお、介護職員の処遇改善につきましては、介護保険制度の見直しの中で恒久的な対策を講じるべきものと考えておりまして、あらゆる機会を通じて国に要望してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯知事(森田健作君) 憲法についての御質問でございます。憲法の問題については、国会において広く国民的な議論のもとに検討されるべきものと考えております。

◯説明者(吉田和彦君) 武器の認識に関する御質問でございます。安全保障の関係につきましては、さまざまな御意見があるということは承知しております。ただ、当該催事につきましては、防衛装備、技術に関する展示会、あるいは論文発表等を行うという内容でございまして、明らかに幕張メッセの設置目的に反するとは言いがたいというふうに考えてございます。

◯説明者(今泉光幸君) 私からはオスプレイの関連で2問お答えさせていただきます。
 陸自オスプレイの暫定配備を木更津で調整中ということについての御質問ですけれども、防衛省とは情報収集のため、私ども接触はしておりますけれども、暫定配備については何ら決定した事実はないとのことでございまして、今回の報道を受けて改めて確認しましたが、同様の回答でございました。当然、県と防衛省が暫定配備に関する協議を行ったことは全くございませんし、木更津市にも確認しましたが同様の回答でございました。
 それから、オスプレイの安全性について、千葉県としての認識はどうかとの御質問でございます。自衛隊機の安全性につきましては、これは自衛隊法によりまして、防衛省がその安全性を確保する、法的責任を有する、そういう立場にございます。その防衛省から機体の安全性は問題ないと、引き続き評価しているとの考えが示されているところでございます。県といたしましても、木更津の定期整備拠点を設置する際に、安全性については確認をしているところでございます。

◯説明者(玉田浩一君) 私からは温暖化への認識についての御質問にお答えさせていただきます。
 地球温暖化の問題、国際社会が一丸となって取り組むべき重大かつ緊急な課題であると認識しております。そうした中で、節電などの省エネ対策等につきましては、地域で取り組むことが重要であることから、県としても各種施策に取り組んでいるところでございます。一方で、石炭火力発電所の計画を含めた電源構成のあり方につきましては、国が広域的に全体として考えるべきものというふうに認識しているところでございます。
 以上でございます。

◯説明者(澤川和宏君) 私からは、まず、エアコンにつきまして、12月補正で整備すべきではないかとの御質問についてお答えいたします。
 今現在、県教育委員会では、来年夏に向けた空調の整備について検討しているところでございまして、全力で取り組んでまいりたいと考えております。
 続きまして、高温の職員室の気温についての実態についての御質問でございますが、夏休み前後の気温が特に高い日には、学校生活全般において熱中症予防など、児童生徒、教職員の健康管理に万全を期す必要があるというふうに考えております。職員室等に空調が設置されていない学校の職員の方々には、これまで空調が設置されている部屋を使っていただくなど、工夫しながら対応いただいたところでございますが、これから職員室の整備について、私どもとしても整備ペースを速めて執務環境の改善を図ってまいりたいというふうに思っております。
 最後に、誤った障害者雇用率を報告したこと、特に短時間勤務職員の算入についての御質問でございます。平成21年9月の勤務時間に係る規則の改正が行われまして、本来算定人数から除外すべきであった短時間勤務の職員について、誤ってそのまま算入してしまったということでございます。今後はガイドラインを踏まえた適切な報告に努めてまいります。
 私からは以上でございます。

◯丸山慎一君 もう答弁が呆れて物も言えませんが、言いたいと思います。地球温暖化のような人類の生存がかかっている問題でも、オスプレイのような命がかかっているような問題でも、全く人ごとのような答弁です。

◯議長(吉本 充君) 申し合わせの時間が経過しましたので、簡明に願います。

◯丸山慎一君(続) 私は、やっぱりそういう県政では県民の命や暮らしは守れないと思いますので、変えるために全力を尽くしていきたいと思います。