質問・発言のTOPへ

  【2016年6月県議会】日本共産党 みわ由美議員代表質問への答弁、2回目の質問・答弁、3回目の質問(2016/06/03)

みわ由美議員の2回目の質問
 それでは、再質問をさせていただきます。
 まず、知事の政治姿勢についてです。暮らしと経済の問題ですが、知事、私は消費税の10%増税中止について知事はどう思うかということを聞いたわけなんですけれども、全くお答えありませんでした。逃げてはだめですね、これ、大事な問題ですから。知事は記者会見などでは、消費税増税は先送りしたほうがいいというような見解を述べておられますけれども、消費税増税は再延期したほうがよいというふうに知事、お思いですか。理由はどういった見解をお持ちかお答えいただきたいと思います。
 知事、きょうも景気は緩やかに回復しているなどという見解を示されたわけなんですけれども、私はこれは違うと。やはりアベノミクスの破綻で、景気はよくなるどころか、逆に悪くなった。暮らしの視点から見て、この景気の問題、どのように考えていらっしゃるでしょうか。実質賃金が5年連続マイナスをし、そして戦後初めて、日本経済の6割を占める個人消費が2年連続でマイナスですよね。県内でも千葉県毎月勤労統計調査によれば、労働者1人当たりの平均月額現金給与はこの間、毎年減っております。
 伺いますけれども、景気は緩やかに回復とは言えないのではないでしょうか。やはりアベノミクスは破綻したということを今こそ認めるべきだと思いますけれども、どうでしょうか、お答えください。
 憲法の問題ですけれども、これ、自民党の改憲案についてお聞きしましたが、全く答えありませんでした。しかし、今、安倍首相は憲法改憲をするというふうなことをおっしゃっているわけです。知事は2月議会で、日本国憲法は我が国の最高法規だ、憲法を尊重し遵守するのは当然だと答弁されましたけれども、だったら、国防軍を置き、自治体を国の下請機関にして、まさに国民の基本的人権を奪ってしまう、こうした戦前への逆戻り憲法、今の現憲法と180度違うこうした憲法、許されないはずではありませんか、お答えください。それとも、憲法に対する2月議会での知事の認識が変わったんですか。はっきりと御説明いただきたいと思います。
 次に、公の施設廃止の問題なんですけれども、行徳野鳥観察舎についてです。先日、会の方から、今、署名が2万を超えたと。全国、あるいは世界から、県の野鳥観察舎守れとの署名が広がっていると聞き、感銘いたしました。利用者が1万人程度では少ないとか、利用者の大半が市川市やその近くの住民であるなどと言われているようですけれども、実際、しょっちゅう来る利用者などは、その都度、来館者名簿には記入しない方が多いと。実際の利用者はこの数倍にも及ぶものだということで、利用者はここ数年ふえているんですね。年間の運営費は約400万円程度。40年の歳月を経て、東京湾でも貴重な泥干潟が海と陸をつなぐ自然環境となった。この環境を守り育てていくことは私たちの願いであり、責務であると2万の署名が訴えています。
 そこで伺いますけれども、知事としても、この環境を守り抜く責務があると思いますが、どうか、お答えください。知事は2万の署名の重みをどう受けとめておられますか、答弁を求めます。
 次に、重度障害者医療費助成制度についてです。2つの改悪は改めないと。残念ですね。この間、県は2つの改悪によって痛みを押しつけられている、そうした一例を先ほど私は紹介させていただきましたけれども、実際に利用されている方の生活実態を調査していくというふうに県は述べておられます。だったら、早急に丁寧な調査をしていただきたいんです。即刻、この調査を具体化して、いつまでに調査をやるのか、ここではっきりと御答弁をいただきたいと思います。
 また、精神障害者家族会の方も本日傍聴に見えられておりますけれども、実はおととい、私のところにも電話がありまして、きょうの傍聴行けないと。精神障害の息子さんが顔じゅう血だらけに傷つけてしまって、自分は胃けいれんで緊急入院をしたと。家族は日々、差別や偏見と闘っていると。どうか知事に家族の声を伝えてほしい、こういう切実な声であります。知事、家族の会の方を含め、日々差別や偏見と闘っている方たちに、せめて県は身体、知的と同様にきちんと医療費助成、差別しないで実施をしていただきたいと思うんです。
 試算、これ、できないというふうに担当課から言われているんですけど、知事、それでは慎重に検討するということに実際なってないじゃありませんか。せめて試算は直ちに行うべきです。答弁では、他県や市町村の動向を見てとおっしゃいましたけれども、全国47都道府県で今や半分以上がやっているわけです。市町村の意向、これは6市がやっておりますし、県自身がアンケートをとられましたけれども、県がやるべきだと答えている市町村のほうが多いじゃありませんか。市町村のせいにして、条約や法や条例でうたわれている精神障害者への医療費助成をやらない、こんな県政であってはならないし、これ、認められないですね。精神障害者の方、この答弁を聞いて本当に悔しい思いをされていると思いますよ。ぜひ千葉県の精神障害者の方が切に願う医療費助成の即時実施、これ、本当に関東で最後になってしまいますから、知事、絶対にそうしたことがあってはなりません。知事御自身の見解を求めます。
 次に保育ですけれども、保育所落ちたの私ですと、これだけ社会問題になっているのに全く危機感が感じられない答弁でした。知事、御存じですか、県のホームページ。県内の皆さん、今、大変苦労されているわけですけれども、千葉県は人口10万当たりの保育所の数、何番目か、知事、御存じですか。47番目、全国で最低、一番少ないんです。昨年の国への報告の待機児童数は全国ワースト3位です。
 その結果、県内の市の窓口で何が起きているでしょうか。ことし3月末、パートで働くママと3歳の女の子が1年も保活したのに入れない。市から500人待ちと窓口で断られました。市はやむを得ず、保護者に優先順位、点数をつけているんです。あなたはパートだから点数が低い。ママの点数が低い、だから入れないと、何度も目の前で説明をされた3歳の女の子は、とうとうママの胸の中で、落ちちゃったの私、落ちちゃったの私と涙声でつぶやいています。また、先ほど紹介した市川市の転居した若い御夫婦の場合も、ここに
手紙がありますけれども、転居をされました。どっちが仕事やめるか、毎晩旦那と大げんか。結局、ローン抱えて転居で通勤は遠くなり、生活設計も大きく狂わされた、家庭崩壊寸前でしたと訴えています。知事、全国最低のこの保育所の数、そして今の実態、千葉県の子供たちや若い世代にこんな思いをさせて本当に「くらし満足度日本一」、子育て日本一、元気な千葉と言えるでしょうか。知事の見解をお聞かせください。
 総合計画を見ましたら、知事、「新 輝け!ちば元気プラン」、来年4月1日まで保育所待機児童減少を目指しますと書いていますよね。減少では県民は納得できません。実質、待機児童はゼロにすると知事御自身、答弁をいただきたい。
 教員の多忙化についてですけれども、教育長、速やかにと言って、1年間も松戸市では教員が来なかったんです。これが速やかですか。例えば市川市の結果があるんですけれども、過労死ライン80時間を超える教員が昨年度260人、それ以外に100時間を超える教員が122人、合わせて382人もいます。過労死ライン80時間を超えている、つかんでいるんです。教育長、この市川市の結果、承知していますか。大変な事態じゃないですか。こうした市川市など、市町村教育委員会のつかんでいる80時間、100時間、150時間、つかんでないとしたら、それ自体問題じゃないでしょうか、お答えください。
 市川市の取り組みなどにも学んで、これ、超過勤務の記録表があります。持ち帰り残業なんかもきちんと記入できるようになっているんです。こうしたものを学んで、今後県内全ての学校で、県立学校においても目視ではなく、教員と一緒になってきちんとした実態を把握し、医師の健康チェックも行うよう、県教育委員会の責任において改善すべきですが、どうか、お答えください。
 パチンコ店の問題ですけれども、協議は行っていないと県警本部長はおっしゃいました。じゃ、これは何ですか。お手元に配付させていただきました。業者が住民の説明会や松戸市に手続をしております。これに書いてあるじゃないですか。県警ということは書いてないですね。警察と協議をしている、相談をしている、それで手続をどんどん前に進めているんですよ。工事は今始まろうとしているんです。じゃ、県警は行っていないということですね。これ、全く矛盾するじゃないですか。説明してください。
 そして、住民に対して可能な限り説明をする、誠実に対応していく。松戸市が言っても、住民が何度聞いても、個別の問題には答えられない、守秘義務だ、こう言って、県条例に関する具体的なことを聞いても一切答えないんですよ。そういう姿勢が県民の不安を広げ、混乱を大きく招き、そして通学路、答弁ありましたけれども、ここに車がマックスで870台ふえるということなんですよ。これ、幾ら学校や地域の方たちや保護者が子供を守ろうとしたって、こうした環境こそ、きっちりとチェックをしていくのが県警の仕事であり、県の仕事ではないでしょうか。誠実に対応していないではないか、もう一度お答えをいただきたいと思います。
 それから、教育、ノー部活デー。学校任せではできないんですよ。だから、イニシアが必要だ。教育長の見解、再度求めたい。
 以上、再質問といたします。知事、しっかりとお答えくださいね。逃げないでお答えいただきたいと思います。

○知事(森田健作君) 消費税率引き上げ再延期についての御質問でございます。今回の消費税率値上げの再延期については、世界経済の情勢や国内景気への影響などを総合的に勘案して、安倍首相みずからが判断されたものと認識しております。
 憲法についての御質問でございます。戦争のない平和な社会の建設は県民全ての願いであります。憲法の問題については、国民を代表する機関である国会において、広く国民的な議論のもとに検討されるべきものと考えております。

○説明者(床並道昭君) 私からは景気は緩やかな回復とは言えないで、アベノミクスは破綻しているのではないかというような御質問でございますけれども、アベノミクスの開始以来、県内の経済につきましては、一部の指標に弱さは見られるものの、全体としては、やはり緩やかな回復の傾向にあるというふうに考えております。引き続き県民の生活基盤を支える経済の活性化に取り組んでいくことが重要であると考えております。

○説明者(吉添圭介君) 私からは行徳野鳥観察舎の御質問にお答えいたします。
 行徳野鳥観察舎の存続を求める要望などを踏まえ、行徳の環境を守る意識はあるのかという御質問でございますが、行政改革審議会の審議に当たっては、地元市川市や各種団体からの要望等もお伝えした上で御審議いただいているところです。行徳野鳥観察舎については、公の施設の新たな見直し方針に基づき具体的な検討を行ってまいります。ここで公の施設の新たな見直しについては、あくまでも行徳野鳥観察舎という建物についての見直しでございまして、先ほど御質問の中でありました行徳湿地などの環境そのものについては、そのまま適切に管理をして守っていく予定でございます。
 以上でございます。

○説明者(飯田浩子君) まず、重度障害者の実態について調査し、把握すべきじゃないかという御質問ですけれども、県としましては、引き続き市町村の協力を得ながら、障害者の生活実態に合った運用を図るよう努めてまいります。
 次に、精神障害者を含めることについてでございます。試算などについて、やるべきだという御質問ですが、今後、精神障害者を含めることにつきましては、入院期間への影響など、精査すべき論点や調査すべき事項を整理いたしまして、市町村の協力を得ながら慎重に検討してまいりたいと考えております。
 そして、最後に「くらし満足度日本一」に向けての待機児童解消についての御質問でございますが、保育所の整備の促進、そして保育人材の確保に引き続き努めるとともに、各市町村との意見交換や情報共有を行いまして、国の対策も取り入れながら早期の待機児童解消を目指してまいります。

○説明者(内藤敏也君) 教育に関する4問にお答えいたします。
 長期療養休暇の代替についてでございますが、県教育委員会としては、速やかな配置ができるよう、今後とも広報活動や登録手続の効率化等により、講師登録者の確保に一層努めてまいります。
 長時間労働に関する御質問ですが、県教育委員会では、労働安全衛生法に基づく面接指導の適切な実施について指導しております。勤務の状況については、各学校において管理職が目視、面談、出退勤記録等を活用することによって把握しているものと認識しております。
 勤務時間の把握に関する御質問ですが、勤務時間については、管理職が目視に加え、面談で教職員一人一人から聞き取ったり、出退勤記録簿を活用したりすることにより、引き続き把握してまいります。
 ノー部活デーについては、県教委では、各学校にノー残業デー、ノー部活デーを設け、教職員の負担軽減に努めるよう、引き続き指導してまいります。ノー部活デーの運用に当たっては、校長が適切に判断してまいるものと考えております。
 以上でございます。

○説明者(森田幸典君) 私からは松戸市内のパチンコ店出店についての御質問にお答えいたします。
 繰り返しになりますけども、個別具体的な事案については回答を控えさせていただきます。しかしながら、警察では、申請前に許可の可否や許可基準に適合しているか否かについて回答するということは一切ありません。
 また、誠実に対応しているとは言えないという御質問でございますけども、繰り返しになりますけども、県警では、県民からの疑問や不安に対しては可能な限り誠実に対応してまいります。
 それから通学路につきましては、通学路が付近にあるかどうかは風俗営業を許可するかどうかの基準の中に入っておりませんので、通学路が付近にあることをもって風営法上、不許可にすることはできないというのが現状でございます。
 以上です。

みわ由美議員の3回目の質問
 再質問にもほとんどまともにお答えいただいておりません。消費税、憲法、そして野鳥観察舎の2万の署名、待機児ゼロをきちんと知事が宣言するのか、全部答弁を回避されました。本当に残念です。アベノミクスや憲法改悪、戦争法には未来はありません。子供や若い世代、そして高齢者や障害者、希望が持てる県政の転換を求めて皆さんと頑張っていく決意です。ありがとうございました。