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  【2012年12月県議会】日本共産党 丸山慎一議員 一般質問 2回目の質問・答弁・3回目の質問(11月28日)

 日本共産党 丸山慎一議員 2回目の質問

 では、再質問をさせていただきます。
 1つは憲法のことですが、9条に関連して、維新の会の石原前都知事ですね、代表が、先日、日本は核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいい、これも1つの抑止力になると講演をしたということがマスコミで報道されています。先ほど知事は、憲法を擁護し尊重するのは当然だと、こう言いましたが、その立場からこの石原氏の発言をどう思われますか。ぜひ認識をお聞かせいただきたいと思います。
 それと、福祉が最下位だという問題ですが、先ほど知事は県民が第一だと、こういうふうに言われました。この部分については、政治姿勢であるにもかかわらず知事は答弁されていなくて、部長さんが答弁をされましたが、私がここで言いたいのは、全国最下位というのが最近だけじゃないってことなんですよ。調べてみましたら、国の統計で、もうこの11年間ずっと民生費の県民1人当たりの支出は千葉県が最下位です。自民党の沼田知事の時代も、8年間の堂本知事の時代も、そして今の森田知事の時代も、全部最下位なんですよ。知事がかわっても、私は、やっぱり政治、県政に対する姿勢が変わっていないからこういうことになるんだと思います。巨大開発の無駄遣いを進め、その結果お金がなくなって福祉を削らざるを得なくなる。ここに最大の問題があると思いますが、11年間続いてきたことに対する知事の認識はいかがでしょうか。

 次に、放射性廃棄物の処理についてですが、津波の問題について伺います。
 先ほど、県がつくった予測図で、ここのところは1.9メートルしか来ないことになっている。実際に護岸は3.4メートルあるから大丈夫だと、こういうふうに言われました。しかし、昨年3月11日の震災のときに東京湾の一番奥、船橋には2.4メートルの津波が来ています。船橋のこの部分の最大潮位、大潮と満潮が重なったとき、その最大潮位は2.1メートルなんですね。2.1メートルに2.4メートルの津波が来れば、4.5メートルの津波が実際には来る可能性がある。実際に昨年の3月はそういう可能性があったということなんですよ。にもかかわらず、3.4メートルがあるから大丈夫だと何で言えるのですか。ぜひお答えいただきたいと思います。

 次に、国がつくる最終処分場の問題についてですが、候補地の選定過程は公表しないというのにお答えになっていないですよね。ぜひ、これについては公表するように国にも要請をしていただきたいというふうに思います。高濃度の8,000ベクレルを超す放射性廃棄物が埋め立てられるわけですから、その選考過程に住民が排除されるのは、これはもう絶対に許されないことだと思います。ぜひお答えいただきたいと思います。
 それから原発の問題ですが、直ちに原発に依存しない代替エネルギーは困難だと、こういうふうにお答えになりました。しかし、実際にこの夏はどうでしたでしょうか。実際に動いたのは関西電力の福井県にある大飯原発たった2基ですよ。しかも、その関西電力の大飯原発も、これはなくても夏の電気は足りていたということを関西電力自身が認めているんです。ほかの電力会社は全く原発は動いてないんですよ。直ちに原発をやめても電力は十分足りる、これがこの夏の経験で証明されているわけですから、原発からは撤退をぜひとも求めていくべきだと思います。今の夏の問題、どういうふうにお考えですか、お答えいただきたいと思います。

 次にいじめの問題ですが、多忙感は少なくないという、そういう答弁だったと思います。私がここで改めて伺いたいのは、先生方が多忙になっているということといじめとの関係なんです。いじめを早期に発見をして、子供たちと対処をして、きちんと心も酌み取って、いじめを解決していくためには、先生方は本当に時間が必要になってくるんですね。でも、多忙だからそういうことができないでいる。これが実際の姿だと思いますが、県教委もそういうふうに考えているのか、先生方が多忙なことがいじめの問題と関連しているというふうに考えているのか、その基本認識をまず伺いたいと思います。

 それから臨時講師の問題ですが、先ほど退職教員の数を予測するのは困難だと、それが理由であるかのように言いました。しかし、実際には臨時講師の数はふえているんですよ、この間。例えば5年前と比べて、小学校の正規の先生は1万7,071人から1万6,847人へと224人減っています。その一方で、臨時講師は832人から1,249人へと417人もふえているんですよ。予測が困難だったらこんなことにはなりませんよね。一貫して臨時講師はふえているんですから、明らかに政策的にふやしているとしか思えません。将来の少子化に備えて、いつでも首が切れる安上がりの教員、教育を進める、そういう立場からふやしているとしか思えませんが、ぜひお答えいただきたいと思います。

 最後に公契約条例の問題ですけれども、県の発注した土木工事で、ダンプ1台分の1日の単価、5万6,000円で積算されています。実際にもらっているのは3万5,000円、2万1,000円も削られているんですよ。こういう実態を御存じでしょうか。ぜひ、こういうことをなくすためにも、公契約条例をつくるべきだと思いますが、お答えいただきたいと思います。
 以上。


 再答弁 知事森田健作知事

 石原発言についてでございますが、先ほど申し上げましたとおり、日本国憲法は我が国の最高法規であると認識しております。


 川島貞夫健康福祉部長

 私のほうからは、医療福祉の水準が、ここ11年間全国で最低水準、最下位にあったということについてどう思うかということでございますけれども、各都道府県によりまして社会的状況等はいろいろ異なっておりますので単純に比較はできないと思いますけれども、例えば千葉県については、これまで、高齢者福祉で見ますと、全国的に平均年齢が若い県であったことや、65歳時における平均余命に占める自立期間の割合が長いと、そういったことも影響しているというふうに考えております。今後とも安全で豊かな暮らしの実現のために、ふえる医療費、福祉等の需要に対応してまいりたいというふうに考えております。


 吉田雅一防災危機管理部長

 津波高の考え方でございますけれども、先ほど満潮位に津波の高さを足すという形だったのですけれども、この1.9メートルの津波高というのは平均満潮位における結果としての高さの増加でございますので、そういったものを加味した数字でございます。


 戸谷久子環境生活部長

 最終処分場の候補地の選定過程の御質問でございます。答弁、繰り返しになりますけれども、候補地の選定については国の責任ということでございます。ですが、地元住民の理解が得られるよう安全性等についての十分な説明を行うというのは絶対必要だと、そんなふうに思います。
 以上でございます。


 佐藤忠信商工労働部長

 代替エネルギーの関係で、この夏の電力が足りていたかというような御質問でございますが、確かにこの夏につきましては、県民の皆さんの御努力、また企業の節電努力といった面で逼迫はしなかったというのは事実だということだと思います。しかし、電力の安定的な確保というのは、やはりこれからの産業活動であるとか県民生活を支える上で重要だというふうに考えております。総合的なエネルギー政策は、国が責任を持って方向性と具体性を明らかにすべきものだというふうに考えております。


 小池幸男県土整備部長

 公契約条例につきまして制定すべきという再質問でございますが、いわゆる公共工事に従事する建設労働者の労働条件は、優良な工事を確保するためにも重要であると考えており、契約書にも労働関係法令の遵守を明示しているところでございます。また、低価格の入札で下請のしわ寄せや労働条件の悪化のおそれがある場合は、労務費等の資料提出を求めているものでございます。あわせて、千葉県建設工事適正化指導要綱等により適正な労働条件の確保が図られるよう、下請負契約の履行状況等を確認しているところでございます。今後とも、先ほど申し上げましたように、公契約につきましては国や他県の動向等を注視してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


 瀧本寛教育長

 いじめと教員の多忙感についての御質問ですが、いじめの対応に当たっては、クラス担任のみに任せるのではなく、学年や分掌等で連携し、お互いに仕事を補うことで組織的に対応することが大切と考えており、さらに必要に応じてスクールカウンセラーの派遣を求めるなど、人材や時間の有効活用に努めるよう指導しているところです。
 また次に、定数内欠員補充講師についての御質問ですが、教員の採用については、次年度の学級数、退職者数、再任用者の動向などを総合的に勘案して実施していますが、定年前の退職者数に加え、近年ふえている再任用者数を正確に把握するのは困難な状況にございます。
 以上でございます。


 丸山慎一議員 3回目の質問

 もう全く皆さん方は答えないんですね。核武装のことも答えていないじゃない、知事。公表の問題も答えていないし。私は、公契約条例で5万6,000円の県の積算に対して3万5,000円しか払われていないことを知っているかと聞いたんですよ。それも答えていない。それから教育長も、多忙化の問題といじめとの関係を聞いたんですよ。それも答えていない。結局、私たちが言っていることに何一つ答えられない。皆さん方に反論する根拠がないということだと思います。
 やっぱり私たちは、こういう県政を変えて県民の願いがかなう県政をつくるために全力を尽くす決意を申し上げまして、質問を終わらせていただきます。