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来春の知事選に三輪定宣千葉大名誉教授(2012/10/09)
三輪氏とともに県政転換をめざし記者会見する「明るい会」
 労働組合や女性団体、青年団体、日本共産党などで構成する「憲法がいきる明るい千葉県をつくる会」(通称「明るい会」)が9日、来春の知事選に三輪定宣(みわ・さだのぶ)千葉大学名誉教授を擁立することを発表、県庁で記者会見を開きました。

 三輪氏は、東京大学大学院を出たあと、高知大学などで教鞭をとり、1981年に千葉大学に赴任。以来、教育学の専門家として、教育・研究だけでなく、少人数学級の実現や不登校の問題、奨学金の拡充や学校統廃合問題など、多くの問題に取り組み、理論的、実践的に運動。現在、帝京短期大学の教授としても活躍しています。
「千葉から日本を変えるエンピツ一本の奇跡を」と決意を語る三輪氏


 三輪氏と「明るい会」は、記者会見前、「政策協定」と「組織協定」を締結。三輪氏から、改めて立候補にあたっての決意と政策の訴えがありました。日本共産党の小松実県議も、「明るい会」の代表委員の一人として署名・捺印しました。

 記者会見は、「三輪定宣さんを励ます学者・文化人の会」と共同で行われ、「明るい会」の松本悟事務局長(千葉労連議長)の司会でスタートしたあと、「学者・文化人の会」の水内宏千葉大学名誉教授(教育学)から、三輪氏の紹介がありました。

 水内氏は、三輪氏の特徴として、第一に、けた外れの勉強家だと強調。第二に、現場に出向いてよく話を聞いて、それを政策化できる人だと紹介。少人数学級は、今や時代の流れだが、三輪先生の功績だと述べました。第三に、たいへん心根の優しい人だと、今の格差社会、生きづらい時代に、知事として最適の人と訴えました。

 続いて、三輪氏があいさつ。立候補に至った思いとして、第一に、教育学者としての憤りと強い願いを強調しました。知事が特定の教育観を現場や子供たちに押し付けているのは憂うべきことであり、一日も早く終止符を打たなければならない。いじめも全国2番目。国連から改善勧告を受けるほどの過度の競争教育も正さなければならない。学校を「楽しい知のワンダーランド」にしていかなければ、と訴えました。

 第二に、今度の知事選では、原発や災害の危機管理が問われる選挙だと指摘。県民の命と暮らしに直結する防災対策に万全の備えが求められ、それは知事の姿勢にかかっている、と強調しました。

 第三に、この千葉から日本を変えていきたいと意気込みを語りました。「失われた20年」というが、それは「人間の尊厳が失われた20年」だったと指摘。人間が輝く未来への第一歩を知事選にかけたい。千葉から日本を変える「エンピツ一本の奇跡を」と訴えました。