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激増する児童虐待 児童福祉司・保育士を増やし、きめこまやかな対応を(04/05/18)
 児童虐待が深刻な社会問題となるなか、日本共産党の小松実、丸山慎一、みわ由美県議と浅野ふみ子党県女性児童部長(参院千葉選挙区予定候補)が5月18日、県中央児童相談所と県乳児院を視察し、所長や院長らから現状を聞きました。
 中央児童相談所は人口172万人の地域を管轄し、虐待の相談件数は2003年度654件で、97年度53件の12倍以上に激増。児童福祉司は2人増え19人になりましたが、一人で50〜60件の虐待相談を抱える人もいます。
 一時保護所では、定員児童15人に対し20人を超えることもありますが、夜勤の正規の保育士は一人という実態です。
 視察では、虐待の深刻化と措置施設の不足などで保護日数が延びる傾向があり、ある小学生は120日の在所となって、その間学校に通えなかった事例などが紹介され、「児童福祉司や保育士の充実はぜひ必要」「施設も足りない」との訴えが出されました。
 乳児院は現在入所児童21人で、虐待が原因の脳挫傷など、深刻な症状の乳児もいることが報告されました。
 また、「起床時は着替えやオムツ交換に追われ、待っている子が頭を壁に打ち付ける激しい『頭打ち』をしてしまう」「脳挫傷の子はけいれんなどがあり一時も目が離せない」など深刻な現状も出されました。
 しかし、保育士と看護師は、基準より一人少ない17人で、職員からは「18人は最低の基準。虐待児には、これまでより愛情をかけ、きめこまかな保育をする必要がある」との訴えが出され、基準引き上げの必要性も訴えられました。
 小松実県議団長は「児童相談所や乳児院の役割は大変重要になっている。体制の充実や施設の改善のためがんばりたい」と話しています。