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県立病院統廃合ではなく地域医療の充実を(03/9/19)
大網病院を視察する丸山(左)、小松(中央)各県議
 日本共産党の小松実、丸山慎一両県議は9月19日、現在千葉県がすすめている県立病院統廃合計画で、県立東金病院との一体的な再編がすすめられようとしている国保・成東病院(東金市と山武郡六町村の一部事務組合立)と大網病院(大網白里町立)を視察し、両病院の院長らから話しを聞きました。
 県の統合計画は、財政難を最大の理由に、「こども病院」や「がんセンター」など現在8つある県立の医療機関を、高度専門医療を担当する「総合医療センター」一カ所と、3カ所の「地域医療センター」に再編しようというものです。
 統合予定の「こども病院」の関係者が、現在地での充実を求めてとりくんだ署名が半年間で4万人分も集まるなど、統合計画の見直しを求める運動が広がっています。
 成東病院の坂本昭雄院長らは「山武地域には現在、三次救急病院がなく、遠くに運ばなければならないため、ほかの地域より存命率が低い。三次救急病院など、地域医療の体制が必要。地域住民が安心して生活できる再編を」と話しました。
 大網病院の志村賢範院長らは、「経営の問題だけでなく、地域住民の医療充実を考えて努力してきた」と、町立病院を維持してきた思いを語りました。また、県立病院と組合立、町立の各病院を一つにする難しさや財政負担、統合計画立案の性急な議論への懸念、県に果たしてほしい役割、政府の診療報酬引き下げによる病院経営の苦労なども出されました。
 小松実、丸山両県議は、「県の統合計画が、はじめに財政負担の軽減ありきですすめられていることに大きな問題を感じた。地域住民や利用者からほとんど意見を聞かないようなやり方を抜本的にあらため、地域医療の充実を中心に、広く意見を聞くべきだ」と語っています。
 大網白里町の内山清、小林周二両町議、九十九里町の谷川優子町議も同行しました。