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『硫酸ピッチ』 館山のドラム缶1000本放置現場を視察(03/8/14)
右から 丸山市議、丸山県議
 販売目的で、重油から大量の軽油を密造する過程でできた有害物質「硫酸ピッチ」の不法投棄が全国各地で問題になっています。日本共産党の丸山慎一県議と丸山定夫・館山市議は8月14日、館山市の放置現場を視察しました。
 軽油の密造は、重油などを利用し、軽油引取税を脱税して安価に販売するために密造されます。その際にできるのが「硫酸ピッチ」です。形状は黒いタール状で、皮膚に触れるとただれたり、目に入ると失明する恐れもあり、発生する亜硫酸ガスが呼吸困難を引き起こす有害物質です。
 「硫酸ピッチ」は中和、焼却すれば処理できますが、密造という不正行為でできる物質のため、専門の処理業者はあまりありません。県内の「硫酸ピッチ」の不法投棄は、住民からの摘発などで県が把握しているものだけで22カ所。うち、放置した業者に県が処理を指導したものは11カ所で、残りは放置されたままとなっています。
 丸山県議、丸山市議が視察した館山市の放置現場は、ドラム缶1080本という、県内でも最多の放置量の一つ。田んぼに囲まれた業者の敷地内一面に並べられている様子が見られました。あたりには悪臭がただよい、すぐ横の側溝の水は赤茶色に変色していました。ドラム缶は錆びて腐食し、穴だらけで、住民からは「有害物質が流出しているのでは」と心配の声が聞かれました。