質問・発言のTOPへ

 日本共産党が2001年2月県議会提案した
「学校現場における『日の丸』『君が代』の強制に反対する決議」(案)

 いよいよ今年度の卒業式が近づいている。卒業式をどのようなものにするかは、子どもたちや父母、教職員、学校の意見と自主性が最大限に尊重されるべきことは、言うまでもない。
 ところが県教委が、これまでさまざまな経過から未実施だった7つの県立高校にたいして、「日の丸」「君が代」の実施を強制する初めての職務命令を発して、学校現場に大きな不安と混乱をもたらしていることは、由々しい事態と言わなければならない。
 生徒総会や職員会議で圧倒的多数が反対を表明してきたにもかかわらず、また新たに子どもたちが署名を集めて「学校自治を大切にしてほしい」「憲法や子どもの権利条約を守ってほしい」とつよく求めているにもかかわらず、この声を無視して問答無用で上から強制するようなことは、断じて許されるものではない。
日本以外のアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダのサミット6ヵ国で、国民や教育現場にこのような押しつけをおこなっている国は皆無である。国民に強制はしないとした国会答弁に明らかに反し、憲法や子どもの権利条約をふみつけにするこのような職務命令は、ただちに撤回すべきである。